活動報告(2020年度)

2021.1.26 鋼床版疲労き裂調査 現場見学

阪神高速道路(株)協力のもと、供用されている鋼床版箱桁に発生した疲労き裂を見学しました。
今年度、構造力学分野では法政大学 森猛 客員教授による鋼構造物の疲労に関する講義を開催しており、その一環としてこの現場見学は行われました。
供用中の箱桁内部で、磁粉探傷試験や超音波探傷試験を実演していただき、疲労き裂を観察しました。
講義の内容と実際の構造物との結びつきを体験することができ、貴重な経験となりました。

2020.9.12-13 球磨川沿岸橋梁視察

先生方と博士後期課程の学生が、令和2年7月豪雨により被災した熊本県球磨川沿岸の橋梁を視察しました。
鋼桁やトラスといった橋梁の上部構造が流出しており、自然災害の恐ろしさを間近に感じることができました。 我々は、このような自然の脅威から人々を守ることができる技術者・研究者を目指していきます。
(追記)本視察の内容がJSSC会誌2020年秋号に掲載されました。ぜひご一読ください。

2020.6.9 修士論文着手検討会

大阪市立大学、神戸大学、名古屋工業大学と合同で修論着手検討会を開催しました。
例年は、いずれかの大学での開催でしたが、昨今の事情により今年度はオンラインでの開催となりました。 M2の皆さんがこれまでの成果や今後の研究計画を発表し、企業から参加いただいた審査員の皆様と討議を行いました。 頂いた意見を参考にしながら、研究をよりよい形に仕上げていきましょう。